【活動報告】和光市ひきこもり相談センター主催の家族勉強会に共同代表の竹内が登壇しました
2026年2月14日、和光市くらし・仕事相談センター「すたんど・あっぷ和光」併設ひきこもり相談センター主催の家族勉強会が開催されました。
今回は15名の参加で、本法人共同代表の竹内善太が前半の講師を務めました。

「ひきこもりからの回復プロセスを知る〜家族が待つしかないときにできる考え方〜」というテーマのもと、自身の体験と親としての視点の両面から、リカバリーへの道のりについてお話しさせていただきました。
■ 冒頭のメッセージ:「私の話を真に受けないでほしい」
竹内は講演の冒頭、参加者の皆様へ「今日話すことを真に受けないで聴いてほしい」というメッセージを伝えました。
正解を押し付けない: 「親はこうあるべき」といった正しさを提示するのではなく、あくまで一つの経験のシェア(つまみ食い)として受け取ってほしいという意図からです。多様な視点を取り入れる: 一つの情報を「真に受けすぎない」ことで、かえって多くの多様な声が自分の中に入りやすくなり、心が軽くなるという自身の経験に基づいています。
■ 経験を「資産」としてリバリュー(価値化)する
本法人の理念に基づき、ひきこもりを人生のマイナスではなく「大切な資産」として捉え直す視点を提案しました。
考える力の醸成: ひきこもっている間、本人は「一生懸命生きること」を考え続けています。その「考える癖」こそが、これからの時代を切り拓く独自の価値になると考えています。
勇敢な防衛としての行動: ゲームや睡眠、昼夜逆転は、耐えがたい不安から自分を守り、回復するためのエネルギーを蓄える「勇敢な防衛」です。
■ 家族の対話と質疑応答
講演後半は、参加されたご家族が4つのグループに分かれ、約15分間の意見交換を行いました。ご家族同士が今の思いや感想を共有し合う貴重な時間となりました。
その後の質疑応答の時間では、竹内が皆様からの質問に対し、自身のこれまでの歩みや体験をシェアする形で回答させていただきました。正解を提示するのではなく、情報提供と経験の共有を通じて、共に考える対話の時間となりました。
■ 講師より結びの言葉
「今日までお子さんの生活と安全を守り続けてきたご家族の歩みは、非常に尊いものです。そのことをどうか誇りに思ってください」。
和光市の皆様、そしてご参加いただいたご家族の皆様、温かい対話の機会をいただき誠にありがとうございました。

