【活動報告】令和7年度 埼玉県NPO基金助成金 事業報告会に参加しました

2026年1月29日(木)、ウエスタ川越 大会議室にて開催された「令和7年度 埼玉県NPO基金助成金 事業報告会」に、採択団体として出席いたしました。  

私たち「特定非営利活動法人リバリューライフ」は、障害や病気、不登校、ひきこもり、LGBTQなど、さまざまな背景を持つ人々が孤立せず、安心して自分らしく生きられる社会を目指して活動しています。今回の報告会では、「対等・水平な関係での対話を通じて、つながる声・広がる未来」をテーマに実施した5つの事業について、その成果をご報告しました。  

実施した5つの事業報告

助成金を活用し、以下の多角的な取り組みを行いました。

1. 「つながる声」:当事者の声を聴く場の創出

アルコール依存症、双極性障害、身体障害、高次脳機能障害、LGBTQなど、多様な体験を持つ方々に語っていただく場を3回開催しました。参加者からは「語りに強い共感と安心感を感じた」「自分の悩みを話せる場があることに安心した」という切実な声が寄せられています。  

2. 「拡がる未来」:対話の輪を広げるイベント

「つながる声」での対話をさらに広げるため、2026年2月に体験者4名によるパネルディスカッションを予定しています。単なる情報共有ではなく、多様な価値観を認め合い、未来を共に考える場を目指します。  

3. リカバリーストーリーのコンテンツ化

不登校やひきこもりを経験した方々の「回復の物語」を動画で撮影・編集中です(3本予定)。今、困っている人に「こんな道もある」という希望を届けるため、2月にYouTube等で公開いたします。  

4. オープンダイアローグ実践勉強会

フィンランド発祥の対話手法「オープンダイアローグ」を学ぶワーク中心の勉強会を7回開催し、延べ33名が参加しました。安心して語れる場があることが、地域での人間関係づくりに大きな可能性をもたらしています。  

5. オープンダイアローグ研修会(2月1日開催)

精神科医でありオープンダイアローグトレーナーの森川すいめいさんを招いた研修会を、2月1日にふじみ野(ステラ・イースト)で開催予定です。専門的な知見を学び、地域での対話実践をさらに深めます。  

直面する課題:持続可能な「資金」と「周知」

報告会後の意見交換では、当団体を含む多くの法人が「活動資金の確保」と「周知の限界」に苦慮している現状が共有されました。  

リバリューライフとしても、社会に必要な「対話の場」を絶やさないためには、助成金に頼らない仕組みづくりが不可欠です。今後は企業からのスポンサー協賛の検討や、SNS・メディアへの積極的な露出を通じ、より多くの人に多様な声を届けるための持続可能な基盤構築を目指します。  

今後の展望

今回の助成事業を通じて、多様な声を聞き、対話の場を広げることが地域にとって非常に重要だと改めて確信しました。  

これからも「誰もが声を出せる場」をつくり続け、それぞれの人が本来持っている力を活かせる社会を目指して歩んでまいります。

助成いただきました「浦和競馬組合」様ありがとうございました。