現代社会において「当たり前」や「普通」といわれることに、合わせるや実行するがうまくいかない人が沢山います。それは例えば障害者や女性、子ども、高齢者、生活困窮者、引きこもりなどにカテゴライズされていますが、私たちの周りを見回すと小さいことでも「当たり前」や「普通」に合わせるや実行するが実はうまくいかなく、傷ついている人が沢山います。
そういった人の多くは「当たり前」や「普通」を求められる場から排除され、その存在が社会的に低められています。
「当たり前」や「普通」は、時代や社会の変化に伴い、常に変化している状況にあります。
一人一人がテレビ電話を持つ時代が来ると誰が10年前に想像できたでしょうか。今やインターネットやAI が当たり前となり、その変化は加速度的となり、より多くの人が社会から排除され、 その存在価値を低められてしまう可能性が高くなると考えています。
これまで、社会から排除され、その存在価値を低められた人々は支援の対象者として扱われ、中には 「当たり前」や「普通」に適合するよう訓練を受ける対象者ともなっています。
支援や訓練対象者となると、そこには「支援・訓練をする側」と「支援・訓練を受ける側」という明らかな従属性を持つ関係性が否応なしに構築されます。
そして、その従属的な関係が、その人が持っていた力をそぎ落とし、その人自身が持っている価値を見失う結果となっていると考えます。 人を社会に合わせるのではなく、社会が人に合わせて変われる力を持つことが大事だと思います。
私たちは「当たり前」や「普通」という言葉に惑わされず、全ての人々が元々持っている力を見つめ直し、それらの力を組み合わせることにより、新たな価値を創造するための取組としての活動・共同創造(Co-production)を始めたいと思います。
※共同創造(Co-production)とは:サービス提供者とサービス利用者が、対等な立場で取り組むことを言います。共同創造は、保健医療の現場や保健医療政策作り、研究の場面で重要視されるようになってきており、保健医療に関わる全ての人(患者や患者を取り巻く人々、患者となり得る人(=市民)、医療者、サービス提供機関で働く人、政策を作る人)が力を分かち合いながらよりよいものを創りあげることを言います。
特定非営利活動法人リバリューライフ
共同代表 竹内善太
法人の目的
この法人は、引きこもり・生活困窮者・障害者など社会的にその存在価値を低められている人々に対し、その人自身がすでに有している力を価値化していく支援活動を行い、その存在価値を高め、共同創造を進め、地域共生社会の推進に寄与することを目的とする。(定款第3条)
法人の目的を達成するために以下の3つの事業を中心に活動します。
ビジョン
「当たり前」や「普通」にとらわれず、多様な個性を尊重し、一人ひとりが輝く社会
ミッション
すべての人が持つ力を解放し、共に新たな価値を創造する社会を実現する
従来の「支援者」と「支援対象者」という従属的な関係ではなく、対等な立場で共に創り上げる「共同創造」という新しい関係性を以下を進めながら築くことを目指します。
- 「当たり前」や「普通」の枠組みを問い直し、多様な価値観を受け入れる社会風土の醸成
- 一人ひとりの個性や能力を活かせる場づくり
- 主体的に社会参画できるよう、必要な知識やスキルを提供
- 「共同創造」を実践できるコミュニティの形成
- 制度や政策の変革に向けた働きかけ
この組織は、すべての人が自分らしく輝ける社会の実現に向けて、積極的に取り組んでいきます。
沿革
- 2022年8月 朝霞市や川越市の引きこもり家族会へ有志が参加をする
- 2022年9月 任意団体として引きこもり支援の検討会を月2回継続開催
- 2023年4月 組織基盤を強化するために法人化準備会を組織し継続的に検討を続け、法人の要件、定款案、事業計画などの準備を進める
- 2023年8月 不登校は不幸じゃないin川越を開催。地域の引きこもり支援団体ともつながる
- 2024年3月 設立総会を開催
- 2024年3月27日 NPO法人設立認証
- 2024年4月4日 NPO法人リバリューライフ法人登記完了
- 2024年5月 オープンダイアローグ実践勉強会 開始
- 2024年5月 軽スポーツ事業(FIスポーツ)開始
- 2024年6月 「誰も排除しないユニバーサルフットサル」クラウドファンディング開始
定款
法人情報
法人名 | 特定非営利活動法人リバリューライフ https://revalu.life |
共同代表 | 竹内善太 |
所在地 | 埼玉県川越市大字砂353番地4 |
TEL | 049-214-6457 |