活動報告:ゆるっと自己肯定フェス ~ダメさも才能だ~トーク(第2回)
【自己肯定フェス開催の目的】
参加者が自分の存在価値を実感し、自己肯定感を高められる場を提供する。安心して過ごせる環境を整え、自分らしさを受け入れながら人や社会とつながる機会を創出することで、孤立を防ぎ、一人ひとりの個性や強みが活かされる社会の実現を目指します。
1. 概要
- テーマ:「周りにありがとうと言いたいこと」 「誰かに元気をあげられたと思う出来事」
- 形式:オンライン座談会(アイスブレイク+自由トーク+感想シェア)
- 参加人数:3名
2. 開催情報
- 日時:2025年10月19日(日)10:00~11:30
- 会場:オンライン
3.ダイジェスト
アイスブレイク:いま行きたい場所
- 「近場でもいいから温泉へ。とにかく湯に浸かりたい」
- 「街中華に通いたい。子どもの頃のいつもの店をもう一度見つけたい」
- 「場所というより、自分とパートナーが幸せに感じられる生活環境にたどり着きたい」
など、遠くではなく日常の幸福に重なる声が印象的でした。
「周りにありがとう」
- 医療・福祉・家族・仲間 たくさんの手に支えられてきた数年への感謝。
- 長く診てくれた主治医からの「70歳になったら一緒にランチしよう」という未来の約束は、希望を先取りする力に。
- 旅行先で出会った93歳の方を目的地まで一緒に歩いた小さな親切。何度も返された「ありがとう」が自分の元気にもなった。
「誰かに元気を渡せたかも」
- 駅でうずくまっていた人に声をかけ、保護につなげたこと。
・「できたことは大きくなくても、その時その場で関わった自分を後で少し好きになれた」
4.深まったキーワード
1) 「自分軸」とは何か
- 世間(知っている人の目)に合わせるだけだと、自分のやりたいことが縮んでしまう。
- いったん距離を置いて、私はどう生きたい?を丁寧に問う。
- 変えられるもの/変えられないものを見極めると、選ぶ力が戻ってくる。
2) 感謝の言い方を“すいません文化”から“ありがとう文化”へ
- 帰り際の「失礼します」よりも、「今日も一日ありがとうございました」を意識してみる。
- 伝える側も言っていて気持ちがいい。
3) 逆境の通過から学んだこと
- 配偶者の重い体調不良と自身のうつを二人で乗り切った体験が、
「生きていること自体がありがたい」という実感につながった。 - スローガンは「明るく・楽しく・元気よく」(かつての職場標語が再び自分の軸に)。
5. 参加者の声(抜粋)
- 「自分が嫌いだと365日ずっと嫌いな人と一緒。だから自分を好きになりたい」
- 「かっこいい先輩でいたいという目標が、日々の行動を整えるスイッチになっている」
6. 次回予定
- 12月7日(日)10:00
- 以降:オンライン継続予定

