感じるオープンダイアローグ研修会を開催しました
11月3日、ふじみ野市産業文化センターにて、精神科医でオープンダイアローグトレーナーの森川すいめいさんをお招きし、「感じるオープンダイアローグ研修会ー地域で活かせる対話のエッセンスー」を開催しました。
この研修会は、オープンダイアローグが目指す対等・水平な関係を地域に広めることを目的としており、現在支援に従事されている方々を対象に20名の方が参加してくださいました。
研修では、森川さんの穏やかな語り口でオープンダイアローグの始まりや、精神科での実践方法の模擬、リスニングワークやトーキングサークルなど、座学とワークが融合したプログラムが行われました。
森川さんの話だけでなく、参加者の声も聞きながら、地域で活かせる対話のエッセンスを数多く学ぶ、大変有意義な時間となりました。
研修会では「パワーレスな状態」や「対話の向き(矢印の方向)」について繰り返し触れられ、それらを常に意識しながら実践に落とし込むことが重要だと思います。
また、それらの実践を続けられるようにサポートができる法人としての取組を模索し、オープンダイアローグの志向を地域で広めていけるように活動していきたいと考えています。
なお、本研修会は埼玉県NPO基金から助成を受けて開催しました。