『対話カフェつむぎ』訪問
2024年5月11日の午後、富士見市鶴瀬公民館において不登校・引きこもりの当事者活動をされている「対話カフェつむぎ」に活動についてのお話を伺うため訪問させていただきました。
対話カフェつむぎは、富士見市が開催していた居場所づくり講座に参加していた2名の方とそのご友人が自主的に会を発足させ、今年で4年目の活動ということでした。
今現在の活動の大きな柱は二つあり、一つは富士見市との協働提案事業をベースにした「こども対話カフェ」と、もう一つは「不登校引きこもりの当事者会」ということでした。
いずれも、対話の基本は、哲学対話の手法をとり、消されてしまいがちな声を丁寧に聞くことを実践し、ピア的繋がりをとても大事にされていて、共にいるということだけでは安心できる場所が作れるわけではなく、同じ経験や立場を共有する人たちと安心していられる場づくりを大事にされていると感じました。
対話カフェつむぎを訪問して、人一人の声を大事にしていくことの大事さはリバリューライフが大事にしている対話実践とも相通ずるものがあるということ。
ごちゃまぜであるからこそ見えてくること、ピアだけで集うからこそ見えてくること、それらをどう融合させていけるか。その中で小さな声にもいかに耳を傾けていくことが当法人の今後の活動にも問われてくるのだろうと改めて感じさせられました。
お忙しい中、丁寧にご対応いただいた対話カフェつむぎの皆様に、厚く御礼申し上げます。今回の訪問は、大変貴重な経験となりました。
(文責:ZT)
対話カフェつむぎ